JAピンネは北海道樺戸郡の新十津川町と浦臼町の区域で、札幌と旭川のちょうど真ん中あたりに位置する空知地区の穀倉地帯です。米をはじめメロン・トマト・コーンなど様々な農作物が豊かな自然の中で作られています。
名前の由来となった「ピンネシリ」は新十津川町と浦臼町にまたがる山の名で、アイヌ語で「男山」を意味します。ピンネシリに寄り添う女山(マツネシリ)とともに地元のシンボルとして親しまれています。
みどりの北海道米チャレンジとは、農水省が持続可能な食料システムを構築のため策定した「みどりの食料システム戦略」や国連の持続可能な開発目標「SDGs」に沿った、環境負荷軽減につながる米生産の拡大を目指し、「2050年までに目指す姿」として示されている「化学肥料3割低減」「化学農薬5割低減」の項目などを既に達成している産地を紹介する取り組みです。
JAピンネが環境負荷軽減のために行っている一例
・温湯消毒作業…お湯に種子を浸けることにより農薬を使用せず種子消毒ができる
・融雪剤の散布…雪解けを促進させるだけでなく土壌環境の改善にも繋がる
また徹底した土壌管理や有機質肥料の活用により、慣行栽培比で化学肥料・化学農薬50%以上削減を実現しており、環境負荷軽減に向けたクリーンで持続可能な米作りを続けています。
JAピンネは北海道最長の石狩川中流右岸にある道内有数の米生産地にあります。
秀峰ピンネシリのふもとにある新十津川町と浦臼町。豊かな自然に恵まれた土壌にはミネラル・有機物・微生物がバランスよく含まれており、農薬使用を制限しながら環境へ配慮した高品質な米作りに取り組んでいます。
大粒の米を厳選し、より食べごたえのあるお米に仕上げました。
北海道で一番米の生産量が多い空知地区において、令和6年11月に行われた「空知地区ゆめぴりかコンテスト」でJAピンネは最優秀賞を受賞しました。